命あるものの最期と御供養

前回の続きの様な話になりますが、、、
テレビを観ていると あるお寺の僧侶の方が現在にいたるまでの経緯と 今どのようなことをしているかをお話になっていました。

まだ小さいころに飼っていたペットを亡くされて悲しみに暮れていた時に ふっと自分のおばあちゃんが亡くなった時にお坊さんが来てお経をあげていたのを思い出し、近所のお寺に出向きお坊さんに かわいがっていたペットが死んだのでお経をあげて欲しい とお願いしたところ、人間しかお経はあげられないと断られたそうです。
亡くなったことには変わりはないのに なぜお経をあげてもらえないのか、悲しい気持ちになったそうです。
その強い思いから修行され僧侶となられ、今はペットの火葬、供養をなさっておられます。
幼いころに経験した悲しみや疑問、自分ではどうすることも出来ない辛い気持ちから ペットの供養や飼い主への心のケアに尽力されているのだと思います。
命あるものは必ず死が来る。自分がどの様な最後をむかえたいか、残された方がどの様に供養したいか、考えておくことも必要であると思います。
思うような御供養が出来れば心も救われるような気持になるのではないでしょうか。

そして私たちの役目は その思いに沿うようにお手伝いさせていただくことだと思っています。